WALL・Eを見た

WALL・Eを見た。
オフィシャルサイト：http://www.disney.co.jp/movies/wall-e/

1970年代を中心としたSF映画で育った私（アラフォーっていうのか？）としては、全編通じて「おぉっ」って、テンション上がりっ放しの映画でございました。子供よりも楽しんでいたかも。DVD買うぞ。

この先、ストーリ自体は記述しませんが、ネタバレ注意です。嫌な方はここでストップ。
まず、Macユーザーは少なくとも３回は笑えるはず、という話は置いといて・・・。
＃壁紙 WALL-Eにして何度もMacを起動したい衝動にかられるはず。:-)

とにかく70年代を中心とした往年のSF映画への「愛」を感じます。決してパロディではなく「愛」です。

2001年宇宙の旅、スターウォーズ、エイリアン、個人的にはブレードランナーのワンシーンを思い出してしまった、冒頭の荒廃した町を写すアングル。あの映画のあのカメラワーク的な映像演出とか、なかなか侮れない。リメイク版のギャラクティカでも記録映画風なカメラワークありましたが、それに似た、妙にブレるカメラワーク風の演出など、うれしい限り。

忙しい宇宙船の中とか、宇宙船内のゴミ処理場、エアロック、小型ポッド、それぞれの機能に特化した形のロボットとか。ミニチェアワークを含めた実写で作られていたSF映画を彷彿させる映像。

もちろん、随所にクスッと笑えるシーンもあり。そうそう、英語版ではシガニーウェーバーが宇宙船の声だそうですが、そもそも宇宙船が無機質にしゃべるって設定はアレですよあれ。

2001年、スターウオーズ、エイリアン、全部見直したい衝動にかられつつ、今の世間へのやや風刺的な感じで表現されていた人間の有様（？）に関連して「サイレント・ランニング」「ソイレント・グリーン」を久々に見たいなって思った次第です。

＃ロボットがヒューイ、デューイ、ルーイ（in　サイレント・ランニング）っぽい感じもしたなぁ。