4分間のピアニスト [music]
映画好きが勝つ方々からすると感情移入が出来ないとかネガティブなコメントがあるようですが、基本的には音楽好きが勝ってるけど欧州の独特な雰囲気の映画も実は好きな私としては、これは「映画」としてではなく「音楽」としての感動を得られる映画である、と言いたくなる作品でした。確かに、ほろりとするとか、スカッとするなどには遠い、考えさせられる内容ではありますが。
感動的な音楽を聴いた時に、武者震いと共に涙する事がありませんか? そんな感じです。映画のストーリーに感動する、という感じではなくて、時間軸上で世界観を表現する音楽の一瞬一瞬の瞬発力、といいますか・・・。それを感じる「映画」なのです。
#劇中の音楽に感動する、という意味でもありません。
映画のストーリは、ピアノの才能のある女囚に(こちらも才能のある|あった)老女がピアノを教える、、、ま、「4分間のピアニスト」にて検索すれば出てくるので詳しくは脇に置いておきます。
それでもネタバレすると駄目なので、この先はネタバレ OK と言う方だけ読み進めてください。
ニルス・ラングレン [music]
このところ、趣味的音楽散策を忘れ気味だったので、気の向くまま検索していたところ認識したトロンボーンプレイヤー。欧州では有名らしい。CDもしばらく輸入版しかなかったので、なかなか日本では紹介されなかった様子。今頃見つけるとは、迂闊だった。
特にやられたのはアルバム「Live in Stockholm」の「Simple Life」という曲(iTuneにて購入)。大好きなファンキープレイヤーであるメイシオ・パーカー(A.Sax)がゲスト参加している。ニルスとメイシオの2管フロントは絶妙だ。メイシオのサックスは聴けばすぐ解る特徴的なサウンドだが、ニルスのトロンボーンがこれにマッチする。シンセサイザーで言えば、見事な「レイアー」サウンドである。
ニルスのサウンド、トロンボーンの特徴をストレートに伝えていて素晴らしい。教則、基本的なトロンボーンの音色だけど、適度に含まれるグリス、さりげないダーティーなアタックなどのアーティキュレーションが延髄に刺さる。日本を代表するトロンボーン・プレイヤー村田陽一氏をさらに直球にした感じ。
その他、ベース、ギター、キーボード、いずれもFunkとして王道だ。延々とループする同じフレーズ、同じコード。フレーズが頭から離れない。:-)
ファンク・トロンボーンといえばフレッド・ウェズリー。メイシオとともにJBバンドで活躍。今まで、フレッド、村田陽一氏、が同格で私のNo.1トロンボーンプレイヤーだったけど、ニルスが今はトップになっちゃった。この3人のセッションを聴いてみたい。
ちなみに、トロンボーン・プレイヤーとして、J&K(J.J.Johnson, Kai Winding)は別格、ロビン・ユーバンクス&スティーヴ・トゥーレ(Robin Eubanks, Steve Turre)はちょいと変わったトロンボーンサウンドで結構好き、変わったサウンドと言えばMichael Davis(トロンボーンでは珍しくフージョン系)なんてのが好きである。
トロンボーンプレイヤーがフロントを飾るのは少ない中、ニルス・ラングレン、久々の私的ヒットである。#私自身もトロンボーン吹いてたもので、しかも、Bass Trombone、、、。
ニルス・ラングレン、他にもYoutubeに映像あり、iTuneでも購入可能。
BOSE in-ear headphones [music]
昔、ヘッドホン端子に装着する「こぼうず」(漢字だったか、カタカナだったか、は?)という小さなスピーカーがはやった事ありましたが、これは、まさに「小さな BOSE スピーカー」です。
悩んだ末に購入してしまった BOSE in-ear headphones (http://www.bose.co.jp/home_audio/headphone/ie.html) 。
オーディオは 2ch 再生でよし、ディジタル処理による変なサラウンド効果でいじるな、と頑固親父的趣味がありまして、昔から電子回路によるアクティブな処理にあまり依存しない BOSE が大好きです。インテグラに乗ってた頃のカーステ、ヘッドユニットは全くこだわりなく選択したけど、スピーカーは 101RD でした(残念ながら売却しちゃった、今はディスコンなので、ちょっと後悔)。自宅にはいまだに 501Z が鎮座しています。
マイケル・ブレッカー [music]
NAMM SHOW 2006 [music]
夜更かし中。なぜなら、年に一度の NAMM SHOW
http://www.thenammshow.com/
が気になるから・・・。
多くの楽器メーカーが新製品の発表のタイミングとして、このトレード・ショーを選択している。
お金ないから買えないけど、音楽を生み出す「道具」が進化していく様子を見るのは楽しい。
わくわく。
モーグ博士が・・・。 [music]
ロバート・A・モーグ博士(愛称ボブ・モーグ)。現在発売されている各社のシンセサイザーには、ほぼ間違いなく moog を模倣したサウンドがプリセットされている。コンピューターで動作するシミュレーション・ソフトも数多く存在する。
現在の音楽に多大な影響を与えた一人であることは間違いない。
ご冥福をお祈りいたします。
#ミニモーグ、欲しかったなぁ。