世界最速のインディアン [diary]
気にはなっていたが公開時に見れなかった「世界最速のインディアン」、年初めにWOWOWでやっていたので録画、夜中に一人で見た。
こいつで泣けなければ、真の「くるま好き」「バイク好き」では無い、と言い切っておこう :-P 。
!この先はストーリに関係するのでご注意!
ストーリーは、ニュージーランド年金暮らしのじいさんが、骨董品のバイクで世界最速を目指し、アイデアとインスピレーション一発でコツコツバイクを改造、彼にとって聖地である、アメリカユタ州で行われるスピード大会に向かう。で、今も破られていないというクラス最速記録をだしちゃう、って話。
まず、早い話、じいさんはガレージで暮らしている。これ、男の夢である。この「家」で彼は自分でピストン作ったり、身の回りの品々を活用してバイクを改造していく。これらのシーンはオイルのにおいがしてワクワクする。
で、彼は一念発起しボンヌヴィルに向かう。旅客船でバイト(?)をしながらアメリカ上陸、数々の人々に助けられながら、中古で買った車で愛車インディアンを引っ張りながら、目的地に向かう。この辺りはロードムービー仕立て、彼の回りにはなぜか人が集まり、自然と彼を助けていく。とてもホッとする暖かいシーンが続く。
そして、念願のボンヌヴィルに到着する。このシーンで、不覚にも涙しました(思い出して今でも泣ける)。夢の場所に自分の力で到達したその感動、そして、チャレンジする前の武者震い。これらがスコーンって伝わってくるのです。
この後、最速チャレンジするまでもう一悶着あるのですが、彼の人柄ですべての人が彼を中心に動いていきます。とにかく微笑ましい。ま、これは見てのお楽しみ、としておきます。
とにかく、嫌なシーンの無い、素直で純粋、そしてオイルのにおいのする、良い映画でした。見るべし。
はじめまして。
あれはいい映画でしたねえ
by 人馬一体 (2008-01-07 00:29)
初めまして。
いやぁ、本当に良い映画です。
by funky (2008-01-19 09:29)